クリスマスプレゼントに迷ったら!アクセサリーのようなイヤホンHUAWEI FreeBuds5を徹底レビュー

この記事を書いた人(きのぴぃ)
部品メーカー広告宣伝記事・電気系の雑誌や無線雑誌の元ライターをやってました。
以前よりガジェット集めをやっており、本業(電子機器メーカー勤務)の知見を活かしたレビューが得意です。
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ここの所、HUAWEIは全世界で絶好調だ。本業(?)のスマートフォン・タブレットだけでなく、イヤホンも快進撃しており、音に拘ったものから、(外観を)攻めたものまで。最近では、充電ケースをリップスティックに模したデザインの「FreeBuds Ripstick」なる製品が女子に大変好評だった。

残念ながら販売終了となってしまったが、「FreeBuds Ripstick」は女性向けイヤホンの序章だったようだ。「軽やかにエレガンスを纏(まと)う」というキャッチフレーズで登場したのが、「FreeBuds5」だ。
「FreeBuds Ripstick」は、明らかに女性向けだったが、「FreeBuds5」はジェンダーレスで使えるアクセサリー感覚のお洒落なイヤホン。今回は、「FreeBuds5」に焦点を当てたいと思う。他のブログにはない情報が満載なので、こうご期待!

※今回、華為技術日本株式会社様より画像撮影のため、FreeBuds5コーラルオレンジを借用した。下流ブログにも関わらず、快くデモ品を貸与してくださった華為技術日本株式会社様に謝辞を述べたい。女性の画像は、HUAWEI新製品発表会にて撮影したもので、華為技術日本株式会社様より使用許可を得ている。

目次

今年は意外性のあるクリスマスプレゼントを

彼女や奥さんに贈るクリスマスプレゼントのド定番といえば、

  • マフラー
  • ストール
  • 腕時計
  • ネックレス
  • ピアスやブレスレットといったファッション小物
  • コスメ
  • バッグ…など

付き合いが長いと、出尽くしてしまった感もあるだろう。毎回頭を抱えていることと思う。

そこで、今年はイヤホンはいかがだろう。ただのイヤホンではなく、付けているだけでお洒落ができるアイテム。イヤホンでありながら、ファッション小物になる。それが、HUAWEIのFreeBuds5だ。

FreeBuds5のメリット・デメリット

【メリット】

長時間カナル型イヤホンを付けていると、耳が痛くなる人にピッタリ!

アクセサリーのような形で女性受け間違いなし。男性が付けてもお洒落。特にフロストシルバーは、どの服にも合うのでお洒落だし、無難な色。

インナー型でありながら、音質はいい。

【デメリット】

付属のゴムをしないと、人によっては低域の音が出ない場合もあり。耳の肥えている女性にプレゼントする場合は、その旨説明を。何物であるかメーカーの説明書きが欲しかった所…。

新色コーラルオレンジは発色は綺麗だが、かなり攻めている色だと思う。好みが分かれそう。セラミックホワイトも目立ち、イヤホンしてます感が出るかもね。

インナー型は音漏れの心配がある。適度な音量でね!

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FreeBuds5の特徴

左から、WATCH Buds、FreeBuds5、FreeBuds5i。少々大きいサイズだ。

アクセサリー感覚で身に付けられるイヤホン

FreeBuds5は、丸みを帯びており、アクセサリー然としており、イヤホンのようでイヤホンじゃない趣き。HUAWEIの現行機種を並べてみると、FreeBuds5はいかにアクセサリー風になっているかがお分かりになるだろう。この意外性がよい。

イヤホンをしているだけでお洒落もできてしまうという「一粒で二度おいしい」イヤホンだ。

サクッと聞ける急速充電対応

充電ケースで約5分間充電すれば、最大2時間の音楽連続再生が可能という。フル充電すれば、イヤホン単体で最大5時間。充電ケースと組み合わせることで、30時間(最大)の音楽連続再生が可能となっている。

女性は、時短アイテムは嬉しいもの。電池が切れたら充電時間に結構時間が掛かるイヤホンがあるが、5分充電で2時間プレイできるというのが、実にありがたい。

IP54準拠の防塵耐水性能

激しい運動の後に汗をかいても、小雨の中で運動を行っても、IP54準拠の防塵耐水性能のため安心してワークアウトを楽しむことが可能だ。

どのワイヤレスイヤホンもそうだが、構造上、完全防水というモデルは残念ながらない。防塵耐水性能があるといっても、完全防水ではないのだ。洗えるとしているイヤホンでも、穴には水を入れぬよう注意書きがなされている。
水没させたり、音が出てくる穴に水が入ってしまうと、性能が劣化してしまうことがあるので、くれぐれも注意してほしい。

お洒落なイヤホン&バッテリーケース

前モデルであるFreeBuds4では丸形だったのに対し、FreeBuds5は卵型でお洒落になった。色は発売当初は、前モデル同様ホワイトとシルバーだけだったが、イヤホンが好評なためかコーラルオレンジという新色が追加となっている。

うまく画像に収めることができなかったが、とにかく発色が綺麗。ケースは光を抑えているが、イヤホンのてかり具合はフロストシルバーと1位と2位を争う。
おいらイチオシのフロストシルバーは、アクセサリーにも似て、カジュアルからフォーマルまでこなせそう。本体だけでなく、お洒落なケースなのもポイント!

ドライバーが小型高性能化

前モデルであるFreeBuds4では14.3mmのダイナミックドライバーが採用されていたが、FreeBuds5は11mmダイナミックドライバーと径が小さくなってしまった。

FreeBuds5は、径が小さくなりながらも、「低周波数帯域での感度を30% 向上、16 Hzの迫力のある低音を実現」したという。退化ではなく、正常進化した形と言える。

FreeBuds5の気になるスペック

【イヤホン単体】
●大きさ:約32.4x約17.6x約22.8(mm)
●重さ:約5.4 g
●電池容量:42 mAh

【充電ケース】
●大きさ:約 66.6x約50.1x約27.3(mm)
●重さ:約45 g
●電池容量:505 mAh

●色:シルバーフロスト/セラミックホワイト/コーラルオレンジ

●充電時間:充電ケースでイヤホンを充電する場合:約20分
      空の充電ケースを有線充電する場合:約40分
      空の充電ケースをワイヤレス充電する場合:約240分

●バッテリー駆動時間:イヤホンで音楽再生する場合(ノイズキャンセリングオフ):約5時間
           イヤホンで音楽再生する場合(ノイズキャンセリングオン):約3.5時間
           充電ケースと組み合わせて音楽再生する場合(ノイズキャンセリングオフ):約30時間
           充電ケースと組み合わせて音楽再生する場合(ノイズキャンセリングオン):約20時間

●センサー:加速度センサー/赤外線センサー/ホールセンサー/タッチセンサー

●機能:ダイナミックEQ/アクティブノイズキャンセリング(ANC)/通話ノイズキャンセリング

●ドライバー:11 ㎜のデュアルマグネットダイナミックドライバーユニット
●再生周波数帯域:16 Hz~40 kHz

●防水規格:
イヤホン:IP54の防塵・耐水性
※充電ケース:耐水性なし

FreeBuds5を試聴してみる

毎度お馴染みのAmazon Music Unlimitedでテストしてみた。今回も、聴感上だけでなく、客観的に見るという意味合いで周波数特性を取った。イコライザーは、デフォルト。
試聴の際、低域が全く出ないことに気づき、途中から付属のゴムを装着した。同じく11mmダイナミックドライバーを搭載しているカナル型のFreeBuds5iと聞き比べしている。

以下はマニアックな内容なので、ズバリ音はどうなのよ?という人はこちらをクリック!

水樹奈々 スパイラル【HD(16bit/44.1kHz)】

まず聞いたのがこの曲。当初、何だか安っぽい音だなという印象だった。どうやら低域が出ていないことに気づく。
ドライバーの径が小さくなったせいなのかと思いきや、イヤホンをフィットさせるためのゴムの存在に気づき装着。
低域もいい感じに聞こえるようになり、全体的にまとまりのある音となった。

イヤホンがシンデレラフィットする人ならゴムは不要と思われるが、妙に低域の音が出ないと思ったら、ゴムを装着すると見違えるほどになるので試してほしい。
音云々は、やはりカナル型に軍配が上がる。とは言え、FreeBuds5も悪くない。

水樹奈々 Red Breeze【Ultra HD(24bit/48kHz)】

いつもはカナル型イヤホンで聞いているので、インナー型イヤホンの音は期待していなかったけれど、どうしてどうして。なかなか健闘しているではないの。ゴムのお陰で、「迫力のある低音」を発生させる11mmドライバーが生かされているのが分かる。

岡崎体育 深夜高速【Ultra HD(24bit/96kHz)→iPhoneでは16Bit/44.1kHz】

いつもイヤホンのテストに使っている、曲の真ん中辺りでディストーションの利いたギター演奏+ドラムのパートを中心に聞いてみた。当然デュアルドライバーには、解像度という点では劣るけれど、ダイナミックドライバー一発の素直な音が再現されているように思える。
同じく11mmダイナミックドライバーを搭載しているカナル型のFreeBuds5iと聞き比べしてみるが、よく聞けばほんの少し低域が物足りない気もするが、インナー型でこれだけ出ていれば充分。

新時代 Ado【ドルビーアトモス】

音の広がり感があり、没入できるドルビーアトモス。出だしのAdoのスカっとした歌声、ドラムの音。カナル型イヤホンだと「聞くぞ!」という感じになるものの、軽い装着感で、ここまでの音とは。なかなか健闘しているという印象。

BTS Butter【ドルビーアトモス】

こちらもドルビーアトモスで聞いてみる。FreeBuds5iよりは、高域が出ている印象なので、BTSの甘い歌声にウットリするかも。曲の始めあたりに流れるドラムの音。FreeBuds5iと比べても、躍動感のある感じに聞こえる。

周波数特性の実測値

【イヤホンの周波数特性実測値(ローブースト)】

【測定条件】
・校正された耳型のラバーが付いた711カプラーを使用。
・REWというPCアプリ使用。キャリブレーションを行った上で測定し、711カプラーの補正値を加算した値を表示させる。
・マイクの関係上、20kHzより上は測定できず。

FreeBuds5フロストシルバーの この輝き具合。素晴らしい!

【イヤホンの周波数特性実測値(ハイブースト)】

【測定条件】
・校正された耳型のラバーが付いた711カプラーを使用。
・REWというPCアプリ使用。キャリブレーションを行った上で測定し、711カプラーの補正値を加算した値を表示させる。
・マイクの関係上、20kHzより上は測定できず。

ハイブーストにすると、1kHzより上の周波数帯でハイ上がりになる。

デフォルトの特性からすれば、ハイ上がりでシャリシャリな音になるはずなのだが、実際に聞いてみると、低域とのバランスも絶妙で、聞き疲れするような感じではなかった。測定に使った耳型のラバーは、出来合いの物なので、おいらの耳がきちんとシミュレートできていないのかも??
装着感は、カナル型よりも、やはりインナー型に軍配が上がる。「聞くぞ!」と構えることなく、ライトな感覚で聞けるのがいい。

【イヤホンの周波数特性実測値(付属ゴムのありなし)】

【測定条件】
・校正された耳型のラバーが付いた711カプラーを使用。
・REWというPCアプリ使用。キャリブレーションを行った上で測定し、711カプラーの補正値を加算した値を表示させる。
・マイクの関係上、20kHzより上は測定できず。

FreeBuds5の低域を改善するためのゴム

おいらもこのゴムは何であるのか、さっぱり分からなかった。ゴムの有り無しで、低域特性がこうも違ってくるのか。説明書が添付されていないので、不要な物と勘違いして、ゴムを捨てないよう注意が必要だ。プレゼントする場合は、説明が必要かもね。

結局音質はどうなのよ?

カナル型イヤホンよりは低音域が出にくいものの、付属のゴム(上画像)を付けることにより、すこぶる改善される。

まとめ

装着感がすこぶるよいので、カナル型イヤホンが苦手な人にお勧め。もうそろそろクリスマスが近づいているので、お金に余裕のある人は、お洒落&音楽好きな女性(彼女、奥さん…etc)へのプレゼントにいいかもよ。

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