壁コンをUSBコンセントに交換してみた
我が家では、一部USBの壁コンセント(以下、壁コン)を使っているが、難点がある。
それは、急速充電できないこと。
仕方なく、急速充電できる充電器をコンセントに挿して使っていたが、どうも使い勝手が悪いし、何かの拍子に抜けかかってしまい、非常に危険だ(完全に抜けていれば、まだいいが)。
今使っているiPhoneでは、今まで使っていたUSB壁コンでは役不足らしく、殆ど充電できない有様。
どこのサイトか忘れてしまったのだけれど、急速充電できる壁コンが発売された記事で紹介されていた。それを見て、早速入手したので、紹介したいと思う。

この記事を書いた人(きのぴぃ/木ノ下陽一)
・電波新聞社 月刊「ラジオの製作」元ライター
・電波新聞社 アマチュア無線受験マニュアル企画記事担当
・マガジンランド 月刊「Let's HAMing」元ライター
・部品メーカー広告宣伝記事担当
※おいらは電気工事士のライセンス所持。
2種類の出力がある
こちらにリリース用の資料が公表されている。USBコンセント単品のものから、AC100Vコンセント+フレーム付きのものまでラインナップされている。
今回購入したのは、WN1477CWというもの。
うぅ…楽天の方が安かったよ。 |
こいつは、2種類のUSB端子があり、急速充電用はUSB-C(最大18W)となっている。
早速工事してみる
こいつは壁コンの一種なので、電気工事士の資格がないと工事できない。プラグを付けて、外に出してやれば使えなくもないが、この壁コンの半額位で急速充電器が買えてしまうので、全然メリットはない。壁に埋め込んでこそメリットがある物なのだ。
2連でコンセントを付けていたのをやめて、片方をUSB+AC100V1個の構成に変更。
注意しなければならないのは、一緒に使うコンセントによっては配線が数珠つなぎできないので、写真の通り、端子が必要になるのだ。余っていたコンセントを使ったのと、元々あった配線が途中で中継していたため、4連の中継をしなくてはならなかった。
たまたま、この個所は電工BOXを使っていなかったので、これらの配線は余裕で収まったが、USBコンセントは奥行きがあるため、注意が必要だ。
それともう1つ問題点があり、取付枠が同じものでないと、写真の通り、コンセントが奥まってしまうことになる。これでも、全く使えないことはないけれど、ちょっと不格好だ。拘る人は、取付枠と一体化しているコンセントではなく、コンセントが別々になったものをお勧めする。
分かっていたが…
2つ挿す所があるので、USB-CにiPhone用ワイヤレス充電器、USB-AにiPhone6Sをそれぞれ繋げてみた。
片方だけならどちらもOKだったが、両方繋ぐと、やはり電流が取れないらしく、ワイヤレス充電器の電源が落ちてしまうと同時にiPhone6Sは充電できなくなった。
Appleの純正ワイヤレス充電器は、生憎持っていないので分からないが、恐らく回路などは似通っているだろうから同じ結果となるのだろう。
今回は常時見えない所のコンセントなので、繋ぎ変えができないため、USB-Aを使う際は、ワイヤレス充電器を抜くという対処方法を取っている。
最近は、以前と違い、USBコンセントから取れる電流が最大3Aに増えたよう。同じUSBコンセントを販売しているサンワサプライも同様だ。
後になって気づいたけれど、サンワサプライでも、急速充電対応の壁コンもいつの間にか発売されていたのだ。
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しかも、安いじゃないか…。オイ。
ホワイトだと、パナソニック製コンセントと若干色が合わないかも知れないので、それならばと、目立つように黒にしようかと。
amazonではなぜか黒が値段が高く、楽天では安いので、迷わず楽天で黒を3個ポチったのはいうまでもない。
パナソニックとサンワサプライの仁義なき戦いはいかに…。
※注文した後、よくよく見てみると、サンワサプライ製壁コンは、5V3A(=15W)となっており、iPhoneなどはギリギリ使えそうだけれど、Androidの一部機種は急速準電はできないかも知れない。スマホによっては、パナソニック一択となるかも。
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