SESAMEで「開けゴマ!」

この記事を書いた人(きのぴぃ/木ノ下陽一)
・電波新聞社 月刊「ラジオの製作」元ライター
・電波新聞社 アマチュア無線受験マニュアル企画記事担当
・マガジンランド 月刊「Let's HAMing」元ライター
・部品メーカー広告宣伝記事担当
スマートロックが登場して10年近く経とうとしているけれど、登場した時はあまりよく分からない物という認識だったのが、段々と認知されていき、今ではなくてはならないものと言えるだろう。
本アーティクルは、2018年においらはSESAMEの初代機を購入し、使っていたのだけれど、その際ガジェット大魔王(本館)でレポートしたものをリライトしたものだ。
流行りのスマートロックを使いたい!
「スマートホーム」という言葉が流行りではあるが、海外メーカーの黒船が日本に侵攻している。
スマートスピーカーを始め、スマートプラグ…色々な機器が出てきているが、スマートロックも一般化しつつあるみたい。
以前は、ICカードを使った物から、電気的に暗証番号を入力するタイプなどもあったけれど、高価だった。
最近の物は、Bluetoothなど電波を使ったものも登場してきており、しかも以前の価格の1/3以下で購入できるようになった。
おいらも色々悩んだ末、比較的評判のいいキャンディハウスというメーカーのスマートロックを購入することにした。
実際にドアに付けてみると、巨大なのがよく分かる。巨大なのは、色々なサムターンに対応するためなのだとか。
SESAMEの注意点
で、スマートロック取り付けの際に注意しなければならないのが、できるだけスマートロックのつまみの中心をサムターンの中心に持ってくること。
若干ずれても、その分補正できるような機構になっているようなのだが、あまり端すぎても、手で回したときに、動きが渋くなるようなのだ。
また、スマートロックは巨大なので、ドアによっては、取り付けられないケースも出てくるだろう。SESAMEでは、サービスでアダプターを作成してくれるらしいが、色々寸法を測らなければならない手間がある。
それが嫌な向きは、Qrioなど小型の物か、あるいは今後発売されるSESAMI MINIを使うといい。
ちなみに、そのままでは出先からコントロールできないので、Wifiに接続するための専用ハブが必要。
ハブは小型で、LED1個と極めてシンプル。
設定は、スマホからSESAMI専用アプリで行う。
簡易マニュアルを参考にすれば、手間なく設定できるはず。
SESAMEの使用感
使っていて感じたのは、アプリで鍵の開け閉めしても、あまり待たされないので、快適であったこと。
鍵の開け閉めをした場合は、アプリからの通知が早いものの、手動で鍵の開け閉めをした場合は、通知がなかなか出てこないケースがある(履歴を見ると更新されることがあり)。
GoogleアシスタントとIFTTTを試してみたが、Googleアシスタントを使って、発声で鍵の解除を制御する際は、時々動かなくなることがあった(「開けゴマ」という音声コマンドは設定できないようなので、違う音声コマンドにて実施)。
IFTTTでは、鍵の開け閉めの通知をLine Notifyできるようにしたら、早いタイミングで通知が来た。
機器の融和性では、IFTTTの方が高いのかな??
ボディが巨大なのが閉口してしまうが、動作云々はお勧めできそうな1品。
※現在は、高性能化し更に安くなったSESAME5が登場している。
\早い・安い・うまい 3拍子揃ったスマートロックSESAME5/
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