ラトックシステムのスマートリモコンってホント便利

この記事を書いた人(きのぴぃ)
部品メーカー広告宣伝記事・電気系の雑誌や無線雑誌の元ライターをやってました。
以前よりガジェット集めをやっており、本業(電子機器メーカー勤務)の知見を活かしたレビューが得意です。
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最近スマート家電なる言葉が流行っているが、うちにはご縁がないよなぁ…などと思っていた所、偶々、amazonを眺めていたら、スマート家電コントローラなるものを発見。
その最新型である、ラトックシステム RS-WFIREX3なるスマートリモコンを購入した(所謂衝動買い)ので、レビューしたい(2018年のレビューに、更に最新情報を追記)。

目次

リモートでエアコンのON/OFFができる!

このスマートリモコンで何がしたいかというと、エアコンを出先からON/OFFしたかっただけなのだ。

すでに、パナソニックなどでも、高額のエアコンではスマホ制御が可能になっているが、その当時安い価格で売っていた富士通ゼネラルのエアコンのため、赤外線リモコン以外制御する方法がない。
赤外線リモコンを自作するという方法もあり、実験もしたのだけれど、意外とネットにも文献がなく、しかも富士通ゼネラルのエアコンはデータコードが長いらしく、うまく行かなかった。

コイツならば、各メーカーの赤外線信号がプリセットされており、楽に使うことができる。

USB電源を壁に設置

amazonから届いた小さな小箱を空けてみると、スマートリモコンは、凄く小ぶりで何の装置か分からない感じ。こじゃれた置物といった所か。
コイツには残念ながら電源が同梱されておらず、どうしたものかと考えてみた所、自宅の壁につければいいではないかと。
しかも、天井付近に付ければ、自宅にあるエアコンだけでなく、TVやビデオも操作できるのではないか(人によっては、照明のON/OFFも)。

そんな訳で、またやっちゃいましたわ。おいら。天井付近に穴をあけて、USBコンセントを付けてしまったのだ。電気工事士の資格がないと、壁にコンセントを埋め込むことができないので、ご注意あれ。

RS-WFIREX3を、amazon echo dot用(初代)の取り付け具を使って、こんな感じで付けてみた。大きさは合わないけれど、でも悪くはないかな。

実際に使ってみると良好だ!

まずは、富士通ゼネラルのエアコンを設定。デフォルトの設定に同じ機種のものがなく、適当に選んで設定してみた所、ちゃんと動作はした。正規のリモコンを使うと音声案内が出て動作するのだが、全く無音状態で動作を開始する。

しかし、無音状態で動作を開始するのが気に入らないので、スマート家電コントローラにリモコンを学習してみた。
全ての機能が学習できるわけではなさそうだけれど、ある程度学習さえしておけば、エアコンを遠隔操作する向きには充分。

しかも、コイツの優れているのは外出先から制御できるということ(これができなければ絶対に買わなかった)。エラーになることもあったが、通信回線が安定した所から制御すれば、全くエラーなく動作した。
つまりは、通信回線が安定している所、あるいは、移動しながら制御を行わなければ大丈夫ということのようだ。

自宅にいくつか設置した所、場所によってはシーリングライトのON/OFFができなかった。調査してみると、シーリングライトの光が直接当たる場所だった場合、リモコンから発射される赤外線がシーリングライトの光で妨害されてしまうのだ。

そのため、直接シーリングライトの光を受けないよう場所をずらすと良好だ。この方法は、他社のリモコンでも応用できるはずだ。

温湿度・照度がモニターできる

このリモコンのいい所は、温湿度及び照度がモニターできる点だ。モニターできると何がいいのだろうか。

家族の帰宅が分かる

照度に変化があれば、誰か帰ってきて、照明を付けたということだから、家族が帰宅していることが分かる。

自宅の温度状況が分かる

ペットを飼っている場合、自宅温度が心配な人もいると聞く。また、自宅に帰る際、室内が暑かったり、寒かったりすると不快な気分になるので、どうにかならないかと思う。
そこで、室内温度を確認し、リモート操作でエアコンを付けるなんて芸当も可能となる。

遠隔介護に便利だ

以前、遠くに住んでいる家族が介護しなければならないが、常時ヘルパーに付いてもらうことができなかったケースが発生した。そこで、スマートリモコンとネットワークカメラを駆使し、平日の夜~朝までの介護補助に使った。

遠隔操作で、朝起きたのを確認し、照明とエアコンをON。温度をモニターして、部屋が寒ければ、部屋を暖めておき、デイサービスに行ったのを確認してから、エアコンをOFF。
デイサービスから帰ってくる前に、照明とエアコンを付けておくなどといった内容だ。

これらの動作は、自動でできそうなものだが、後述するデメリットにあるマクロ機能に多く動作が保存できなかったため、遠隔操作で人力で行うしかなかった…。
若干不便な点もあったが、遠隔操作できたから、なんとか介護をやってこられたのだ。

介護した家族は残念ながら亡くなってしまったが、亡くなるまで、常に介護できたのでよかったと思う。このような文明の利器がなかったら、きっと介護に困っていたことだろう。

スマートスピーカー連携で更に便利


時々外すことがあるけれど、RatocのRS-WFIREX2/3/4においてAlexa連携すると、テレビのチャンネルを変更する際、テレビ局名で指定可能となっている。概ね良好といった所かな。
Googleアシスタントでは、この機能使えないみたい。

以前は、IFTTTというサービスとの連携もでき、更に高機能で便利に使えたのだが、IFTTT自体が無償で使えるサービス内容を改悪(実行コマンド4つから有償)してしまったためユーザーが激減してしまい、Ratoc側がサービスを継続するのが困難になってしまったためだ。
おいらも便利だったので一時IFTTT連携も使っていたが、改悪されてからは一切使わなくなってしまった。RatocもIFTTT対応サービス終了は苦渋の決断だったようだ。

RS-WFIREX3のメリット・デメリット

メリット

小型で威圧感がない。

USB電源が使える。

簡易ではあるが、温湿度センサー及び照度センサーが付いており、自宅の温湿度・照度が分かる。それにより家族の帰りも分かる。

スマートスピーカーとの連携が可能。

デメリット

2.4GHzの機器が多数存在すると、ルーターの状態によっては接続が切れる場合がある。

USB電源が付属していないので、別途用意する必要がある。

LED照明によっては、直接RS-WFIREX3に光が入ると、赤外線が妨害され、リモコンが効かなくなる。

自動動作させられるマクロ機能は、あまり多くは記憶できない。

現在はsmaliaスマートリモコンとなった

取付簡単で便利なスマートリモコンであるが、紹介したRS-WFIREX3及び後継機であるRS-WFIREX4は生産完了となってしまい、入手できなくなってしまった。現行は、smaliaスマートリモコンという新型の商品になっている。

smaliaスマートリモコンとは、どのようなものか掻い摘んで紹介しよう。

進化したsmaliaスマートリモコン

smaliaは、赤外線リモコンや、温湿度・照度モニター機能の他、機能面で異なる点がある。以前のRS-WFIREX3(4)との違いは、次の通りだ。

スクロールできます

RS-WFIREX3(4)
※画像は、RS-WFIREX3

smalia
内蔵温湿度センサーありあり
内蔵照度センサーありあり
WiFi2.4GHzのみ2.4GHz/5GHz
CO2対応なしあり
(但し外部センサー使用)
BLE対応なしあり
Apple Watch対応なしあり
スマートロック対応なしあり
(但し、特定機種のみ)
オート実行(自宅)なしあり
各製品の比較

WiFiはデュアルバンドに

以前の物は、WiFiが2.4GHzのみしか対応できないため、2.4GHzWiFiで多数の機器が繋がっていた場合は、アクセスポイントの性能によっては、接続が不安定になったりするが、smaliaはデュアルバンド対応で5GHzにも対応しているので、安定した接続が可能だ。

新機能オート実行(自宅)

新しい試みとしては、予めsmaliaのある場所の位置情報を設定しておき、自宅に近づくか、離れるかすると、設定した動作がオート実行される機能も。
以前のものはIFTTTを使わないとできなかったが、smaliaでは位置情報を設定するだけで使えるように。今までは、自宅に帰った時には、照明が点いておらず暗かった部屋が、いいタイミングで照明が点くようになる…なんていることもできるので、電気代も大助かりだ。

Apple Watchに対応した

Apple Watchで色々な機器が操作できるようになっており、スマホを取り出さなくても、Apple Watchでsmiliaの操作が可能となった。

BLEのHubとして使える(一部機種のみ)

BLEを搭載しており、Ratocの温湿度計、環境センサー、QrioのスマートロックであるQ-SL2(2023年現行品)のHubとして使うことが可能となっている。機種が異なると、Hubが沢山必要になるケースがあるので、1つの機器でHubとして使えると、対応機種を持っている人にとっては非常に便利だ。

以前のものよりも高機能となり、益々スマートリモコンが便利でお手軽になった。家電を買い替えることなく、自宅のスマートホーム化ができるsmiliaを導入してはどうだろうか。

\多機能なスマートリモコンsmalia/

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